赤毛のアンの昔ながらのドーナツ

「お茶はすばらしかったわ。バーリーの小母さんは、まるであたしがほんとうのお客様みたいに、いちばんいいお茶道具を出してくだすったのよ、マリラ。なんとも言えないスリルを感じたわ。いままで誰もあたしなんかのために、いちばんいいお茶道具を使ってくれた人はなかったんですもの。」ーモンゴメリ作「赤毛のアン」よりー


ドーナツと言えば、現代に生きるあなたは丸いリング型を思い浮かべる人がほとんどだと思います。ここで言うドーナツはたっぷりの油でぷっくりと丸く揚げるのが特徴です。


材料

薄力粉 1/2cup強

バター 大さじ2

ベーキングパウダー 小さじ1

卵 1個

グラニュー糖 大さじ2

牛乳 50ml

バニラエッセンス 2~3滴

揚げるための油 たっぷり

仕上げのグラニュー糖 大さじ3~4


作り方


① 薄力粉とベーキングパウダーをふるっておき、バターを湯せんで溶かしておく。

② ボールに卵を入れ、グラニュー糖を2回に分けて加えながら、泡立て器で混ぜる。

③ 牛乳を加えて混ぜ合わせたら、溶かしたバターを注ぎ入れ、十分に混ざったら①の粉を2~3回に分けて混ぜ入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

④ バニラエッセンスを加え、今度はヘラに持ち替えて粉のぶつぶつがなくなるまで混ぜ合わせる。

⑤ 熱した油に、生地をスプーンですくって、油の中に落として揚げていきます。すぐに膨らみ焦げやすいので、手早く揚げていく。

⑥ 揚がったら、油を切り、熱いうちにグラニュー糖を全体にまぶして出来上がり!


ハドソン夫人のお料理教室

19世紀後半、シャーロック・ホームズや赤毛のアンが生きた時代の伝統的なイギリスの家庭料理を日本人向けに作りやすく、食べやすいようにアレンジしたレシピ集です。

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